先日、入院中のお父様を一時帰宅させたいと考えている娘様から
ご相談をいただきました。
娘様の「父の残された時間、もっとできる事があるんじゃないか。」という
言葉に感銘を受けました。
現在、多くの病院で、入院中の面会時間や人数が細かく制限されています。
一時帰宅し、ご家族で過ごせる時間は、患者様にとってリフレッシュの機会となり、
ご家族様にも心の安らぎをもたらすことがあります。
しかし、帰宅にあたっては、医療面でのサポートや安全面の配慮が必要で、
ご家族様の負担も大きくなります。
そこで、娘様には、まず短時間の外出から検討することを提案しました。
お父様の外出に伴うメリット・デメリットと、外出を実行するために、まず入院先の
地域連携室に相談をして頂くこと、当所ができるサポートについて等を
説明させて頂きました。
後日娘様から、病院側から、お父様の体調が安定すれば外出可能との許可が出たと
連絡を頂きました。春になったら、具体的に外出を検討されるそうです。
外出が実現できれば、当所もお父様に1年ぶりにお目にかかれます。
ご自宅にお伺いした際、ふらつきながらコーヒーを入れてくださった事が
忘れられません。
もし、同じようにお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
当所は、患者様とご家族が「できない」と諦めていることを実現できるよう、
全力でお手伝いさせていただきます。